雑記保管所

後から見直す用、たぶんすぐに飽きる

ワルキューレラストミッションありがとう

ラストミッション幕張両日参加してきた。

 

結局大阪2日目以外は全通したわけだが、本当に夢のような信じられない三週間だったなと思う。有明初日の事を思い返すと遥か昔のようでもあるし、昨日のようでもある。

 

昨日の閉演後には完全に終わった事を受け入れて一種晴れやかな気持ちになっていたのだが、一晩明けると終わったという事実が重くのしかかってきて、胸に穴が開いたような気持になっている。

 

ラストミッションの参戦した公演で環境含めて全てが完璧だった、という訳ではないがそれでも最高の経験ができたと断言できる。もう自分も気づけば26歳と余り若くないので、この先こんなに好きになれるコンテンツと出会える可能性は0に近いんじゃないかと思っている。

 

さて、幕張公演の前日には台風が接近しており、地方民の遠征と開催そのものが危ぶまれていた。結局遠征民は死にかけたようだが、当日の午後には綺麗に晴れ上がっていた。

 

初日は船橋で例の如く3時間ほど声出しして軽く飯を食べて海浜幕張駅前で時間をつぶしていた。

大体一時間前には会場入りして、フラスタと座席の確認を行った。

 

はっきり言って初日の座席はカスだった。M魂なら席自体はともかくある程度良いブロックに割り振られると思っていたが、どうみてもステージサイド見切れである。なんなら大阪のステージバックより見える面積が狭かったと思う。

A1ブロック1番って普通神席だろ。

 

完全フラットな場所で最端だったので音響も悲惨だし、ステージ全体が低すぎてメインステージ以外ほぼ何も見えなかった。唇の凍傷で自分の真横に広がっている関係者用の使われていない広スペースにトロッコが来るのではないかと淡い期待をしていたが、何もなかった。

 

正直言ってかなりがっかりしたし、M魂と運営には本気で失望した。追加の会費払ってクソ席をあてがわれるのかと。せめて並席くらいは担保して欲しかった。有明と大阪が良かっただけに本当にがっかりだった。完全に恨みだが、ラストの千秋楽でFC最速先行でこんな所にぶち込まれて心情が悪くならないわけがないのである。

 

セトリも大方の予想通りほとんど変わらず、加えて何も見えないのでMCと最後だけ現地で見れるだけ幸せか、と一日目なのに二日目をポジりだす始末だった。絶望し過ぎてアニメ映像が流れている時に近くの上カメラマンを見ていたら居眠りしており、草をはやした。

 

実際最後までそんな感じだったのだが、God bless you~僕らの戦場あたりのパフォーマンスが際立っており、一瞬で泣きそうになってしまった。歌う機会が恐らく二度とないと思われるゴッブレ本当に良かった。上手く言えないが、感情がダイレクトに伝わってきた感触だった。続く僕らの戦場は大阪一日目でやらなかったので、もう披露されないと思っていた。イントロが流れた時には聞き納めなんだなと思い、息が漏れた。半分泣きながらコールを叫んでいた。感情が高ぶって一日で一番の声が出たと思う。

 

MCも有明や大阪と異なり完全に終わりを感じさせるような内容となっていた。正直会場入りした時は絶望していたが、何やかんや現地の空気は何物にも代えがたいものだなと再認識した。思ったよりフラットな感情で千秋楽を見届けられそうだな、と途中まで感じていたがこれは二日目ダメな奴かもしれないと思い始めた。

 

 

二日目は5時半起きで8時からのガチャに待機していた。

台風一過で非常に良い天気で、最終日にふさわしい最高な状態だった。

 

大阪の時は2分で消滅して敗北したガチャは、最終日もロード地獄で悪夢の再来を思わせたが、15回ほどリロードしたら無事に回せた。勢いで20連したら、最後の最後でフレイアの幕張限定シクレが出た、大阪で敗北した分はここの為に運を調整したんだなと納得することにした。全体的にフレイア関連がよく出ており、運が回ってきていたように思える。

ラババン美雲がダブったこともあり、フレイア版とトレードできないかな、と思いながら初めてSNSでトレード募集をしてみた。1分でトレード先が見つかり有難い限りだった。同行の友人がレイナをダブらせていたので、アクキーのレイナ(3人出た)と取り換えてラババンはリーダー以外揃うことに。

 

その後はサイゼとフードコートで時間を潰し、最後なのでガチャで引いたグッズを身に着けた。有明の時もそうだったが、暑いので簡単に水分が抜けてトイレの心配をする必要がないのは良かった。

 

2日目もまあカスみたいな席だったが、1日目よりはちょっとマシだった。2日目は1日目と反対側のA10ブロックにぶち込まれていた。花道が前日より見えた以外差分は殆どなしだった。

 

セトリは当然変更なしだったが、最後だと思うと力が入るもので一周回って覚悟が決まっている状態となっていた。有明初日よろしく一恋の出だしで既に泣きそうになった。

 

最終日は予想できていたが、アンコールの愛してる以降のおしまい感が凄く、周りから鼻を啜り始める音が聞こえてきていた。MCは嫌でも8年の流れを感じさせる内容となっており、周りで死に始める人が増えてきていたし、自分も死にそうな顔になっていた。

 

MC後はやはりというべきか、りんごの唄とALIVEが披露された。超後方ブロックから手拍子が聞こえてきたが、やはり思うところがある人が何人も終演後に確認できた。M魂枠の人々は流石にその辺りは理解度が高いというべきか、少なくとも自分の周りでは全く聞こえなかった。どう考えても手拍子入れるのはバグっていると思う。そこだけはM魂に感謝だった。

 

MCからの流れが余りにも綺麗だった。ALIVEは曲そのものもそうだが、予想通り合唱部分があり自分もラララの部分に加われたことは、一生忘れない思い出になったと思う。Δとワルキューレ両方の集大成にふさわしいものだったと思う。ALIVE後はダブルアンコールがあったのだが、色々と追い付かなくてアンコールの「ワルキューレ」コールが出来なかった。

 

ダブルアンコールは多分昔からのオタクは全員予想していたであろう恋ハレ。分かっていたが、イントロ流れた瞬間に「終わるのか?本当に」の思いが溢れてきてしまった。

 

恋ハレは何度かコールする部分があるが、最初のデカルチャー部分からもう怪しかった。最初の時点で目を開けてコールできていたかも怪しい。完全に涙声で叫んでいた。途中で少し持ち直したが、もっと以降のコールは震えて上手く発音できなかったし、目も完全に開けられなかった。涙と鼻水は意地でも垂らさなかったが、ぶっちゃけ号泣だと思う。恋ハレは正直メンバーが何をしてたか全く覚えてない。余裕が余りにもなかったし、思い出すだけでも泣きそうになってくる。

 

公演後は文頭にも書いた通り、不満部分が昨日で清算できて自分的には完全燃焼することができたので思い残すことはなくサッパリとした気分だった。人生において環境が変わる時期を支えてくれたりと色々と助けてくれたワルキューレが終わるということで、人生の一部も一緒に旅立ったような感覚だった。空虚な感じもあったが、満足感と感謝の方が圧倒的に大きく、最後を全て現地で見届けることが出来て本当に幸せだったなと感じている。

 

思い返せば、ワルキューレには人生で初めての体験を沢山させて貰っているなと。全部が好きなコンテンツなんて初めてだし、ユニットのライブにソロ参戦したのも初めてだった。CDを求めて雨の中ショップを梯子したのも初めて、グッズで所持品を装飾したのも初めて、同じ映画を複数回映画館で鑑賞したのも初めて、一人旅で遠征したのも初めて。そして、感動で泣いたという経験も人生で初めてだった。

 

もっとあるかもしれないが、終演後は自分が思ったよりワルキューレが大好きだったし、ちょっと重いが人生の一部にまでなっていたんだなと強く感じられた。こんな経験はもうできないと思う。最高の体験をありがとう、8年間本当にお疲れ様でした。

 

終演後は鳥貴族で同行の友人と酒を飲みながらしゃべった(殆ど自分が管をまいてた)のだが、その際酒に任せて感謝も伝えられたので、本当に大満足だ。

 

ワルキューレが一段落付くという事で、本気で追いかけるタイプの推し活も一区切りが付くのかなと思っている。今まで向けていた熱量は向かう先がなくなり昨日一緒に旅立ったと感じる。

 

みのりさんに関しては今後も今まで通り緩く推していくつもりなのでオタク卒業とはいかないが、今後の過ごし方も変化がありそうだなぁと思う。

 

長々と書いたが、やっぱり直後のセンチな状態じゃないと書けない感想というのが絶対にあると思う。昨日は声がマトモに出せない程感情が溢れてしまっていたが、一週間も経てば鮮明には思い出せなくなるだろうし、一か月もあればその事実しか覚えていないのだろう。でも、それはやっぱり寂しいと思う。何だかんだ先の自分が見返してこんな感情だったんだなと思い返せればいいね。もう二度とこんな経験はできないだろうから。

 

ワルキューレラストミッションは最高だったぞ!

 

今までありがとう、さようなら。