雑記保管所

後から見直す用、たぶんすぐに飽きる

ConnecTrip!岩手公演に参加、盛岡観光も楽しんだ。

久し振りの更新、ワルキューレファイナルも遥か昔に感じられる。

 

今回はデレのライブツアー岩手公演に参加してきた。

 

知り合いに肇Pは居ないのでソロでの参加となる。あの頃一緒だった奴ももういない。

 

大体11時半前後に上野を発ち、13時半頃に盛岡に到着した。

何人かライブに行きそうな雰囲気のする人間がウロウロしており、遠征に来たんだなぁ~~~と感じた。

 

12月に越後湯沢に行った際は舐めた格好をしていたせいでガタガタ震えていた経験を活かしてモコモコ装備なのでそんなに寒くなかった。実際暖かかったと思う?

 

駅前はバスとタクシー乗り場になっており、出口というか対岸への渡り方が全く分からなかった。警備員のおじさんに「地下通路を通るんだよ」と伺い何とか盛岡の大地に10歩ほど踏み出すことが出来た。ありがとうございました。

 

良い時間だったのでそのまま昼飯を食べようと思い、ジャージャー麺の店を探したが全く見つからなかった(帰る直前に地下通路にあったのを見つけた)。

 

行き当たりばったりすぎるが、その場で「盛岡 名物 昼飯」で検索した。結果目の前にわんこそばで有名だという「東家」があったので入ることとなった。

 

東家は有名店というだけあり、ラウワンみたいなパネルで待ちを管理していたので「こりゃぁヤバいべ」と思ったがおひとり様は0秒で通してもらえた。

 

所詮わんこだし100杯程度余裕だろう。対戦よろしくお願いします。

簡単な説明とトッピングが運ばれてきた後、いよいよわんこそばバトルが始まった。

 

一杯目を見て勝利を確信したが、そばを入れてくれる店員さんのペースがあり得ない程速かった。

 

「はいとー(?)」みたいな掛け声でポンポンとそばを放り込んでくるのである。普段結構ゆっくり食べる人間なので相性があんまりよくなかったのかもしれない。

 

結果53杯でフィニッシュ。四捨五入で100なので引き分けというところだろうか。

 

自分は腹が減るのが早いだけで、胃袋自体は小さいのかもしれないと感じた。

 

東家を後にし、宿へ25分ほど徒歩で向かう。

アイスランドの刑務所か?割と理想的な一人部屋で笑顔になった。

 

ただトイレ用の蛇口とシャワーが完全に連結してる構造は今まで泊まったどのホテルでも見たことがなかった。

 

案外時間もないのでそのまま徒歩10分ほどの会場トーサイクラシックホール岩手へ向かう。

オタクがいっぱいだぁ。

 

会場内でカメラ類の持ち込み自体が禁止らしく、急いでロッカーに放り込みに行った。最悪ホテルまでのマラソンを考えていたのでラス1取れて本当に良かった。

 

今回の公演は同行者がいない、観光スポットが分からない、自分自身ワルキューレ以降燃え尽きつつありモチベがあるのかないのか分からない状態だった、という事があり、チケットを取ったのは良いが、正直10割楽しみという感情ではなかった。

 

夜祭での無念がなければ申し込みしてなかったかもしれない。演者にも客にも失礼な態度で臨んでいたと言わざるを得ない。この辺りは初参戦の7th幕張の時も同じような状態だったと今にして思う。

 

そんな状態でも会場に入って開演待ちの間に見知った曲が流れていると安心するもので、スタゴラの例の奴(あそこだけ声がクソデカかったから多分わざとだと思うけど)では笑わされた。

 

ほぼ開場と同時に入場したが開演まではあっという間だった。

 

セトリに関しては全部書くのはアレなので個人的に思うところが大きかったものに関してだけ言及していく。

 

まずNaked Romance。デレは別に最古参という訳ではないが何故か好きでよく聴いていた曲の一つ。ライブで披露された記憶が自分の中では一切なかったので、イントロが流れた時には珍しい生き物を見たような歓声を上げてしまった。ソロ1曲目は昼だと思ってたので、その意味でも不意打ちを食らった。楽しかったなぁ。

 

MOTTO!。cg_ootdが初遠征だった事もあり、テーマ曲のこれも大好きである。あぁ今はコールできるんだなぁ…と感じられる曲でもあった。デレのライブTで唯一持っている奴、配色がなんか好き。

 

楽園。自分は6thナゴド(ライビュ)が初参戦で、当時曲も全く知らない状態で見たのが忘れられず、色々と感情が溢れてきてしまう。関ちゃんPではないのだが、肇と柚と同じく6期組だし、「あぁいいね(泣)」しか言えなくなる。これも昼だと思ってたからイントロでびっくりした。

 

あらかねの器。肇はソロが一曲だけだから間違いなく披露されるだろうとは思っていたので驚きはなかった。クソデカい双眼鏡を構えてじっくりと見ていた。有観客だと2回目だろうか。

 自分は幸運なことに10thファイナルの有観客初披露の場に立ち会うことが出来た。その為か、あの時の衝撃とどうしても比較してしまうのだ。HNY、沖縄公演と連続で無観客で流れた為か、少々余裕のないようにも思える鬼気迫る雰囲気、みのりさんの日程の都合でまず披露はないだろうと思っていた所に、楽曲ランキング入りという形での不意打ち。有観客初披露は絶対に拝みたいと思っていた身なので、沖縄公演が無観客になった際はどこか喜んでいる自分が居り、後ろめたい気持ちを抱えた状態で結果として念願が成就したカタルシスと申し訳なさ。全てが今回の状況とは異なっていた。当時は正負の感情両方があらかねに向けられていたのだ。

 今回のあらかねは当時と比べて余裕のようなものが感じられた、のびのびと表現が行われているように思えた。どちらも無二であり優劣など付けようがないのだが、奥底ではそう思っていない自分もいた。初披露を見届けたことは本当に幸運だったのかと問いかけてくる。今後の披露の場で、次はどのような感情を持っているのか分からない。曲が好きすぎて頭おかしくなる。助けて欲しい。2曲目を出してこの未練がましい小生にとどめを刺してくれ。

 

Isosceles。輝夜祭ではワルキューレファイナル翌週ということも影響しているだろうが、ライブに参加して最も悲しい気持ちになった曲の一つ。今も津田さんのステージを思い出すと苦しくなる。今回のライブは開演前に一切の情報を仕入れなかったので、演者が全員集合しているかどうかすら知らなかった。開演前のアナウンスで二人揃っていたのでちょっとウルウルオタクになった。いざ披露されると何故か感動よりも安心している自分がいた。意味が分からなかった。何か〆切ギリギリの書類が間に合ったとかその類の安心感だった。観たかったものを観れたはずなのに、感想と感情が全く一致していない、俺は狂っているのか?早く俺を楽にしてくれ。

 

 

拗らせている曲に関して余りにも拗らせていることを認識してしまったが、全体通して非常に満足度の高い公演だった。会場が狭い反面演者との距離が近く全てが見える、音響も申し分ない。ついでに席が良かった。何度も出して申し訳ないが10thファイナル以降だと間違いなく一番楽しかった。セトリ内の曲が殆ど分かる、かつ聞きたい曲を不意打ち気味に出されるのが自分的には一番楽しいライブの形なんだなと思った。かなり余韻が残る良いライブだった。懐かしい曲も顔を出していた事、状況が近かった事から当時の初心を思い出すことが出来た。今後のデレは中々展開が厳しそうだが、成仏までは楽しんでいきたい。

 

 

感謝。

 

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2日目、盛岡を雑に観光した。

 

ライブ後に宿で「盛岡 半日 ルート」で検索した結果ヒットした歩きプランみたいな奴に従うことにした。

 

起床は8時頃だった、IWマスターズを観戦しつつ朝飯を済ませる。

 

11時チェックアウトだったが、別に一人ですることもないのでそのままチェックアウトした。

 

雪降ってるやん…。

 

 

まずは盛岡城跡公園に向かった。

「雪の中城を見るの、中々乙じゃない…♡」とか思っていたのだが、石垣しか残されておらず、本丸と書かれた石が寂し気に置かれているだけであった。

 

この時代にも差し押さえってあったんやな、と意味不明なことを思った。

 

無視できる程度の振り方だった雪が無視するには厳しい量になっており、歩きプランは断念することにした。

 

次に向かったのは岩手赤レンガ銀行。

イクラで自分流の建築をしていると、実際に評価を受けている建築という物の偉大さが少々分かるようになった。

 

少しでも設計者の技術を参考に出来ればと思い足を運んでみた。第一印象はやはり美しいの一言。外のレンガ、屋根のポール部分の酸化銅?の配色はもちろん、内装の大理石や木材の全てが美しく調律されている。上の写真以外にも大量に撮影したが、当然収まらないので一部だけ抜粋。建築部分以外にも歴史の資料もあったので拝見させていただいた。当時の銀行員の営みは別に想像できなかったが、内装の機能に関する理解は大分深めることが出来た。ここで一時間ほど潰した。案外自分はこういうのをじっくり眺めるのが好きかもしれない。

 

銀行を出た後は、鮭が登る川に沿って歩くと、会場が見えた。震災の追悼会を行っており、撮影する気にはならなかった。

 

ここで、本格的にやることに悩み始める。とりあえず駅前でジャージャー麺を食べようとするが、余りにも混んでいたのでラーメンを食べた。

 

その後は滅茶苦茶雑な動機だが、肇ちゃんにあやかって焼き物を見に行こうとなった。

 

盛岡駅前でグーグルマップを開き「焼き物」で検索して一番上の所に行くことにした。

 

当然バス停が分からないので窓口で聞いた。

 

駅から25分ほどバスで移動し、閑散とした住宅街の真ん中で降りたところから歩くこと約20分。

 

目的地の「不来方窯」に到着した。

 

ガッツリした工房をイメージしていたので、最初は場所を間違えたかと思った。

 

個人のお家で営業していらっしゃるようだった。

 

そうとは知らず、「こんにちは~」と言いながら玄関を開けて上がり込み、家族団らんの場に乱入する形になってしまった。今書いてて思ったが、文章にすると本当にヤバいやつにしか見えない。本当に申し訳ないです。

 

ご主人は本当に気の良い方で、そんな不審者にも椅子とお茶を出して下さった。お茶を飲みながら雑談と窯の種類、温度による焼き上がりや失敗の時などについて話を伺った。正直こんな展開になるとは思っておらず、良い意味で困惑していた。

 

がっつりメモったわけではないので備忘録兼ねて書いているので、間違いがあるかも…。

 

こちらでは炭(薪を焼く)と灯油の窯をメインに使っている、電気窯との違いは毎回違ったものが出来上がる事と酸化還元による色の違い。電気窯は還元らしい。他にも灰を付けて仕上がりの色を白くしたり、温度を微妙に変える(1300→1270とかで調整する)ことで溶ける場所を変えたりできるらしい。焼いてる最中に穴から出てくるハズの炎と空気が出てこない場合もあり、そんな時にミスを感じるんだとか。器の真ん中あたりで溶解度が分かれ左右で色が変わったことがあり、それを気に入ったというお客さんもおり何とも言えない気持ちになったそうな。なんにせよ、同じものは二度と作れないことが魅力だとおっしゃっていた。

 

なんと、実際に窯の方も見せていただいた。

恐れ多くてこれしか撮れなかったが、一枚目が薪を入れる口、真ん中によく見ると仕切り棒があり左右に薪を放り込めるらしい。板の横にある鎖付いてる奴で着火する。

 

そこで薪を焼き発生した熱気が二枚目の中を循環することで温度差を生まない仕組みになっているらしい。壁の中を循環して煙突の方に最終的に回る。

 

3枚目は灯油式。専らこちらをメインで使っているそうな。大分老朽化しているように見えるので伺ったところ、もう40年も使っているんだとか。

 

これらは全部先代のお父様の手作りとの事でおったまげてしまった。銀行のレンガももしかしたら関連があるかもしれないとのこと。

 

展示部屋の方も見せていただいた。容量がデカくて張れないので省略。

こちらはログハウスになっており、何時だかのアルペンの世界大会(?)で使用されたものを安く買い、その丸太を使ったらしい。丸太は表面こそ焼けはするが中の芯まで焼けるのには時間が掛かるので見た目より防火性は高いんだそうだ。

 

その後も色々な盛岡にまつわる話を聞き、濃厚な時間を過ごすことが出来た。全部書くと分量がとんでもなくなるのでここらで締め。

 

元々買うつもりで来ていたので当然良いと思った湯呑を購入。

選ぶコツは自分で使う時を思い浮かべて試すのだとか。

 

候補を2つまで絞って少し悩んで1つに決めたのだが、ご主人がサービスでもう片方もと。

 

帰りは車で送りまで……。本当にありがとうございました。

また盛岡に来る機会があれば寄っていこうかと思います、次はデカい皿でも…。

迷惑なことに3時間ほどお邪魔させていただいていたらしい…

 

ちょっと遅すぎるかなと思った新幹線もお土産を選んでいたら丁度良い時間になった。

 

今までの人生で旅行した回数は100を超えていると思うが、一人旅自体は殆どしていない。地域住民の方との交流でリアルな情報を聞けるというのは旅行の醍醐味の一つなんだなと今更にして気付くことが出来た。気付くのが遅すぎた気もするが、OKだ。

調子に乗ってピースまでして盛岡とお別れ。

 

二日間だけだったが、全体通して初心について色々考えさせられた旅行だった。

購入した湯呑たち、浅い動機で訪れたが本当に良い経験が出来たと思っている。

 

最大限の感謝。

ワルキューレラストミッションありがとう

ラストミッション幕張両日参加してきた。

 

結局大阪2日目以外は全通したわけだが、本当に夢のような信じられない三週間だったなと思う。有明初日の事を思い返すと遥か昔のようでもあるし、昨日のようでもある。

 

昨日の閉演後には完全に終わった事を受け入れて一種晴れやかな気持ちになっていたのだが、一晩明けると終わったという事実が重くのしかかってきて、胸に穴が開いたような気持になっている。

 

ラストミッションの参戦した公演で環境含めて全てが完璧だった、という訳ではないがそれでも最高の経験ができたと断言できる。もう自分も気づけば26歳と余り若くないので、この先こんなに好きになれるコンテンツと出会える可能性は0に近いんじゃないかと思っている。

 

さて、幕張公演の前日には台風が接近しており、地方民の遠征と開催そのものが危ぶまれていた。結局遠征民は死にかけたようだが、当日の午後には綺麗に晴れ上がっていた。

 

初日は船橋で例の如く3時間ほど声出しして軽く飯を食べて海浜幕張駅前で時間をつぶしていた。

大体一時間前には会場入りして、フラスタと座席の確認を行った。

 

はっきり言って初日の座席はカスだった。M魂なら席自体はともかくある程度良いブロックに割り振られると思っていたが、どうみてもステージサイド見切れである。なんなら大阪のステージバックより見える面積が狭かったと思う。

A1ブロック1番って普通神席だろ。

 

完全フラットな場所で最端だったので音響も悲惨だし、ステージ全体が低すぎてメインステージ以外ほぼ何も見えなかった。唇の凍傷で自分の真横に広がっている関係者用の使われていない広スペースにトロッコが来るのではないかと淡い期待をしていたが、何もなかった。

 

正直言ってかなりがっかりしたし、M魂と運営には本気で失望した。追加の会費払ってクソ席をあてがわれるのかと。せめて並席くらいは担保して欲しかった。有明と大阪が良かっただけに本当にがっかりだった。完全に恨みだが、ラストの千秋楽でFC最速先行でこんな所にぶち込まれて心情が悪くならないわけがないのである。

 

セトリも大方の予想通りほとんど変わらず、加えて何も見えないのでMCと最後だけ現地で見れるだけ幸せか、と一日目なのに二日目をポジりだす始末だった。絶望し過ぎてアニメ映像が流れている時に近くの上カメラマンを見ていたら居眠りしており、草をはやした。

 

実際最後までそんな感じだったのだが、God bless you~僕らの戦場あたりのパフォーマンスが際立っており、一瞬で泣きそうになってしまった。歌う機会が恐らく二度とないと思われるゴッブレ本当に良かった。上手く言えないが、感情がダイレクトに伝わってきた感触だった。続く僕らの戦場は大阪一日目でやらなかったので、もう披露されないと思っていた。イントロが流れた時には聞き納めなんだなと思い、息が漏れた。半分泣きながらコールを叫んでいた。感情が高ぶって一日で一番の声が出たと思う。

 

MCも有明や大阪と異なり完全に終わりを感じさせるような内容となっていた。正直会場入りした時は絶望していたが、何やかんや現地の空気は何物にも代えがたいものだなと再認識した。思ったよりフラットな感情で千秋楽を見届けられそうだな、と途中まで感じていたがこれは二日目ダメな奴かもしれないと思い始めた。

 

 

二日目は5時半起きで8時からのガチャに待機していた。

台風一過で非常に良い天気で、最終日にふさわしい最高な状態だった。

 

大阪の時は2分で消滅して敗北したガチャは、最終日もロード地獄で悪夢の再来を思わせたが、15回ほどリロードしたら無事に回せた。勢いで20連したら、最後の最後でフレイアの幕張限定シクレが出た、大阪で敗北した分はここの為に運を調整したんだなと納得することにした。全体的にフレイア関連がよく出ており、運が回ってきていたように思える。

ラババン美雲がダブったこともあり、フレイア版とトレードできないかな、と思いながら初めてSNSでトレード募集をしてみた。1分でトレード先が見つかり有難い限りだった。同行の友人がレイナをダブらせていたので、アクキーのレイナ(3人出た)と取り換えてラババンはリーダー以外揃うことに。

 

その後はサイゼとフードコートで時間を潰し、最後なのでガチャで引いたグッズを身に着けた。有明の時もそうだったが、暑いので簡単に水分が抜けてトイレの心配をする必要がないのは良かった。

 

2日目もまあカスみたいな席だったが、1日目よりはちょっとマシだった。2日目は1日目と反対側のA10ブロックにぶち込まれていた。花道が前日より見えた以外差分は殆どなしだった。

 

セトリは当然変更なしだったが、最後だと思うと力が入るもので一周回って覚悟が決まっている状態となっていた。有明初日よろしく一恋の出だしで既に泣きそうになった。

 

最終日は予想できていたが、アンコールの愛してる以降のおしまい感が凄く、周りから鼻を啜り始める音が聞こえてきていた。MCは嫌でも8年の流れを感じさせる内容となっており、周りで死に始める人が増えてきていたし、自分も死にそうな顔になっていた。

 

MC後はやはりというべきか、りんごの唄とALIVEが披露された。超後方ブロックから手拍子が聞こえてきたが、やはり思うところがある人が何人も終演後に確認できた。M魂枠の人々は流石にその辺りは理解度が高いというべきか、少なくとも自分の周りでは全く聞こえなかった。どう考えても手拍子入れるのはバグっていると思う。そこだけはM魂に感謝だった。

 

MCからの流れが余りにも綺麗だった。ALIVEは曲そのものもそうだが、予想通り合唱部分があり自分もラララの部分に加われたことは、一生忘れない思い出になったと思う。Δとワルキューレ両方の集大成にふさわしいものだったと思う。ALIVE後はダブルアンコールがあったのだが、色々と追い付かなくてアンコールの「ワルキューレ」コールが出来なかった。

 

ダブルアンコールは多分昔からのオタクは全員予想していたであろう恋ハレ。分かっていたが、イントロ流れた瞬間に「終わるのか?本当に」の思いが溢れてきてしまった。

 

恋ハレは何度かコールする部分があるが、最初のデカルチャー部分からもう怪しかった。最初の時点で目を開けてコールできていたかも怪しい。完全に涙声で叫んでいた。途中で少し持ち直したが、もっと以降のコールは震えて上手く発音できなかったし、目も完全に開けられなかった。涙と鼻水は意地でも垂らさなかったが、ぶっちゃけ号泣だと思う。恋ハレは正直メンバーが何をしてたか全く覚えてない。余裕が余りにもなかったし、思い出すだけでも泣きそうになってくる。

 

公演後は文頭にも書いた通り、不満部分が昨日で清算できて自分的には完全燃焼することができたので思い残すことはなくサッパリとした気分だった。人生において環境が変わる時期を支えてくれたりと色々と助けてくれたワルキューレが終わるということで、人生の一部も一緒に旅立ったような感覚だった。空虚な感じもあったが、満足感と感謝の方が圧倒的に大きく、最後を全て現地で見届けることが出来て本当に幸せだったなと感じている。

 

思い返せば、ワルキューレには人生で初めての体験を沢山させて貰っているなと。全部が好きなコンテンツなんて初めてだし、ユニットのライブにソロ参戦したのも初めてだった。CDを求めて雨の中ショップを梯子したのも初めて、グッズで所持品を装飾したのも初めて、同じ映画を複数回映画館で鑑賞したのも初めて、一人旅で遠征したのも初めて。そして、感動で泣いたという経験も人生で初めてだった。

 

もっとあるかもしれないが、終演後は自分が思ったよりワルキューレが大好きだったし、ちょっと重いが人生の一部にまでなっていたんだなと強く感じられた。こんな経験はもうできないと思う。最高の体験をありがとう、8年間本当にお疲れ様でした。

 

終演後は鳥貴族で同行の友人と酒を飲みながらしゃべった(殆ど自分が管をまいてた)のだが、その際酒に任せて感謝も伝えられたので、本当に大満足だ。

 

ワルキューレが一段落付くという事で、本気で追いかけるタイプの推し活も一区切りが付くのかなと思っている。今まで向けていた熱量は向かう先がなくなり昨日一緒に旅立ったと感じる。

 

みのりさんに関しては今後も今まで通り緩く推していくつもりなのでオタク卒業とはいかないが、今後の過ごし方も変化がありそうだなぁと思う。

 

長々と書いたが、やっぱり直後のセンチな状態じゃないと書けない感想というのが絶対にあると思う。昨日は声がマトモに出せない程感情が溢れてしまっていたが、一週間も経てば鮮明には思い出せなくなるだろうし、一か月もあればその事実しか覚えていないのだろう。でも、それはやっぱり寂しいと思う。何だかんだ先の自分が見返してこんな感情だったんだなと思い返せればいいね。もう二度とこんな経験はできないだろうから。

 

ワルキューレラストミッションは最高だったぞ!

 

今までありがとう、さようなら。

 

 

 

 

ワルキューレラストミッション有明両日参戦してきた

いよいよワルキューレのファイナルツアーが始まった、物事はいつか終わってしまうんだなぁという気持ち。楽しみと寂しさを抱えたまま当日を迎えた。

 

どちらかといえば楽しみの方が強かったので、一週間前から過去のBDを見て高めていた。気まぐれで付けている日記に「チェンジ!!!!」と「Dancing in the Moonlight」のダンスをしっかり見ろって書いてた。

 

初日は11時にゆりかもめの乗り換え先で合流し、友人とカラオケで声出しオタクになる。やはり、ライブ当日はよく声が出る。ここで13時頃まで時間をつぶした。

 

自分は事前予約の物販を14:15から受け取りにしていたので、受け取ってガチャ回して会場を見て回ろうという予定だったのだが、カラオケ出る直前くらいにお亡くなりになられた…

ちょっと早くない??

 

まあ明日引ければ良いかという事で、予定通り物販へ。

 

なお日曜日分…

初日の反省を活かして11時半着にしたのに、ゆりかもめ内でお亡くなりになった。

 

まあ大阪で回収すればいいか!w

 

両日とも悲しみの物販を済ませた後、30分ほど歩いてバーミヤンで時間をつぶすことに。

 

流石にそれくらい歩くと、参戦するだろうオタクの姿は殆どなかった。オタク健康のために歩け(?)

 

軽く食事を取り、着替えを済ませていざ会場へ。

 

ここで何か妙に小便が近くなり(ドリンクバー飲みすぎのバカ)、50分の間に4回もトイレに行った。何なら初日は水分抜くために17:10から有明ガーデンに逆走してた。その甲斐あってか、開演直前にはカッスカスになった。二日目はそもそも暑かったので問題なし。

 

初日は入場列に並んだのが大体17:40位だったが、思ったより入場が進まない。

自分は17:48とかには入場できていたが、この調子じゃ時間通り始まらないんじゃないかと思った。結果時間通り始まったが油断して電池のセットがめちゃくちゃギリギリになった。

 

二日目は余裕をもって入った、本人確認はクッソガバガバだった。

 

セトリとかに関しては一曲ずつ書くとヤバい字数になりそうなので、特によかったなぁと思うところだけ書いていく。

 

まずはワルキューレが登場してからの一恋、正直恋ハレだと思っていたので割と意味分からなくなってしまった。所説あるだろうが、自分的にはΔは一恋に始まり一恋に終わると思っているので、この始まりは嬉しかった。

 

一恋も嬉しいし、一恋で声出しできるという事実だけでも嬉しすぎて半分泣きながらコールしていた。ツアーはまだまだ続くが、初っ端で一恋の驚きは更新できないんじゃないかと思う。

 

一恋直後にルンピカが放り込まれたのも、まあ意味分からなかった。意味分からな過ぎてステージ見ながらここどこだっけみたいな感覚になった。ルンピカといえばワルキューレライブの〆!という印象が非常に強かった為、今回のライブが昔の物と比べて明らかに異質で本当に最後なんだなぁと感じた。ついでにここはどこだ?

フレイアぴょんぴょんでとても良かった。ジャンプしてたら防振双眼鏡の蓋がぶっ壊れた。

 

ΘノヴァティックもCメロのブレイク前のハモリってこんな分け方だったんだ、と双眼鏡で凝視しながら初めて知った。

 

この辺までアリーナの人々に嫉妬の目線を向けていたが、唇の凍傷といけボで2階にメンバーが出てきて、「なんで?」になった。お立ち台の真ん前だったので全てが見えた。特にいけボのサビでレイナのダンスがキレッキレだったのが印象的だった。東山プロファンサのレスポンスもとても良いし本当にすごすぎる。ミクフレのわちゃわちゃも良かった。

 

毎度ワルキューレライブの演出の工夫には頭が下がる思いである。リボーンの時もどう見てもクソだろという席が神に化けたりしたし。二階席にメンバーが来るとは夢にも思わなかった。出来る限り観客を楽しませようという意識が伝わってきて最高です。

 

今回もやはりあったメッサーの葬式、そして大量発生する亡霊たち。過去の円盤でも成仏できていなかったので、まあいるだろうな。と思ったが、思ったより数が多くて草をはやしてしまった。ついでに新録ボイスまであった。メッサーも成仏できると良いね…。この辺までが第一ブロックって感じだったが、攻撃力が高すぎて既に6時間くらい経った気分だった。

 

闇ゾーンはセンターステージにモニターが出てきたので、登場を双眼鏡構えて凝視していたが、スモークもあって本当にいつ出てきたか全然わからなかった。

 

グロダは他メンバー4人のダンス+センターのカメラマンがおり、リボーンの時とはまた違った印象だった。リボーンの時は闇ゾーンではひたすら歌のパワーを浴びる感じだったが、今回はどちらかといえば動きの方に寄っていたように思う。やっぱりアリーナ取れた人間が憎い()、カメラマンがあんな至近距離に行くことってあるんだなぁと思いつつ、最初はハインツ様とバトルするのかと思った。DIVAで壊れた双眼鏡にとどめを刺されて電池が落下した。

 

ないないないあるは完全にアホなんじゃないかと思った、カロリー過多すぎて終わった後しばらく呆けてしまった。

 

Absolute5はセンターステージでやってくれたのでダンスをしっかりと見れた、一本満足の部分横から見るとちょっとシュールだった。ルン花はラストまでに声出し解禁間に合って本当に良かったという思いである。ルン花は今までのイメージだと、どうしても悲しみの方が強かったので、100アゲは新鮮だった。初日はBAN!のバズーカで銀テを取ることが出来た、ツアー名が記載されていたので嬉しい。取れなかったら、未練がましい気持ちになっていたのは間違いない…

 

アンコールは初日が涙目爆発音ラブサンから始まり、ソロ曲のメドレーと僕らの戦場、不確定性。二日目は無限大からのソロ二曲目メドレー、つらみ、Dancingだった。涙目爆発音はパァァァァン!!!!がマジで爆音で歓声なのか悲鳴なのか分からない声を上げてしまった。僕らの戦場は個人的に色々とお世話になった事もあり、ワルキューレ曲の中で一番思い入れが深く大好きな曲なので、一番ぶち上がったかもしれない。ソロはどれも良かったが、やっぱりフレイア推しとしては「愛してる」に言及したい。リボーンの時とは異なり、今回は観客への感謝を全面に出していて本当に良かった。この曲に関しては別れの解釈しかできなかったが、字面通りの受け取り方もできるのだなと思った。自分の解釈なんて所詮貧弱なものだと思い知らされた。最高です。最終曲は初日は浅いオタクなので、恋ハレだと思っていた。何も学んでいない。最終曲は初日二日目ともに、自由に動いていたので見ていて面白かった。「Dancing in the Moonlight」のダンスをしっかり見ろおじさん「ダンスはそんな見れんかったけど、準備が全然終わらんよが真正面で見れて大変満足」。

 

まとまりがないがとりあえず有明は両日ともに最高の公演だった。良い意味で期待を裏切り続けられた3時間半だった。ファイナルツアーって本当か?(n回目)二日目は隣人がクッソ最悪で思い出すだけでも腸が煮えくり返るが、同行の友人のおかげで人間性を保つことが出来た。直接言えていないし、こんな文章が目に留まるとは思えないが、二日目も楽しめたのは100%あなたのおかげだったと思います、本当にありがとうございました。もう少し良い性格になりたい。

 

公演とは別に自分は鈴木みのりさん推しなのだが、リボーン後はラジオ等でフレイアに関する言及ではやり切ったという物が多かった気がする。有明公演が終わった今ならそんなわけないだろと一笑に付せるが、以前のようなパフォーマンスは見れないんじゃないか、一区切りは既に付けてしまったんじゃないかと始まる前は勝手に心配をしていた。MCもパフォーマンスも最高だった以外の感想がない、本当にありがとうございました。

 

残すところ2公演となってしまった。今は取った有給でこの駄文を書いているが、この時点だとまだワルキューレファイナルツアーは終わってないんよな。将来この駄文を、見返す時にはもう終わってしまってるんだろうな。始まったら終わるのは自明とはいえ、やはり寂しいよな。今の時点の俺はそれを滅茶苦茶感じているよ。初日の衝撃、二日目の天国と地獄を色濃く覚えている今だけど、この文章を書くのが何か億劫だったこと、公演が本当に最高で呆けながら何度でも戻りたいという感情も見直してる時点の自分が少しでも思い出せればいいね。羞恥心抑えながら見直した結果はどうですか?思い出せなかったら文章の構成力を鍛えてください。

 

二日間の消費カロリーはこんな感じだった。

66kg⇒65.2kgになった。ここ数年で一番いい体系だよ今。

 

有明会場の撮った写真

 

実田神のワルキューレ


まじろさんのヤミキューレ

 

初日の夜有明アリーナ

 

二日目の昼有明アリーナ

 

初日のペンラと銀テ

 

大阪は一日目のみ参戦だが、こちらも全力で楽しみたい。

 

終わるな終わるな

ICLを受けて一年ほど経ったので所感とか

去年の5月くらいにICLを受けました。もう忘れつつあるので思い出しつつ書いていきます、目の手術なんて人生に何度も受けるものじゃないので。

 

感想もレーシックと比べると全くと言っていいほど見かけないので、この駄文がICLを検討してるよって人の助けになればいいと思います、突然の良い人ムーブ。

 

そもそもICLって何?

eyeclinic-tokyo.jp

適当なことを書いて怖い人に〇されるのも嫌なので自分が手術を受けたクリニックが執筆した概要を置いておきます。大変分かりやすくまとまっているので一読するだけでもICLについて自分より詳しくなれると思います。

 

目の中に特殊なコンタクトレンズを入れる事と、レーシックが不可逆的な手術なのに対してICLは可逆的だがお値段がタカァイ…って事だけ踏まえてれば問題ないかと。

 

値段は詳しく書ければよかったんですが、カードの履歴が一年前までしか戻れなかったので大体50万くらいだったと思います。

 

手術の流れは上のリンク先と全く同じ。

 

初診の眼底検査に使う目薬の効果が結構強く、診察終了後3時間くらいは手元を見るのにメガネを外す必要があります。マジで全く見えないです、小学校で老眼の体験メガネを付けたときみたいになる。

 

二度目の診察時には視力検査をして発注するレンズを決めるのですが、ここで乱視だと中々しんどいです。乱視というだけで片目辺り5万増えます。自分はどっちもギリギリ耐えてるくらいだったので、あっぶねと思いながら結果を聞いてました。検査時の視力は右目が0.05、左目が0.04。

 

この辺はあやふやなんですが、二度目の診察時に手術の日程も決めました。クリニック側の日程がギッチリ埋まってたので初診の3か月後くらいを目途に予定を立てるといいと思います。自分は3月に初診で5月に手術だったので。

 

手術当日は初診時にも使用した疑似老眼薬を刺して一時間ほど待機したのち、薄緑色のモックを着て別室に連れていかれます。多分手術の瞬間の体験を聞きたいって人も多いと思うので出来る限り詳細に書いていこうと思います。

 

手術室に入るとまず仰向けに寝かされて緩く固定される。確か助手みたいな人に軽く腕を抑えられる感じ。

目に局所麻酔を打たれる、コロナの予防接種よりは痛くない程度で大したことないレベル。

3分ほど待機の後、いよいよ目にレンズを入れる手術が始まる。歯医者で使う顔当ての目出し版みたいな奴を顔に付けられ、ドクターが注射針に近い形状をした器具をゆっくりと眼球に近づけてくる。10分後には最強だからなまあチョロいだろガハハみたいな事を考えて平静を保っていました。

器具が眼球内に侵入した時の感覚は水が目に入った時とあんまり変わらない、何か入ってきたという異物感を感じるくらいです。流石に水よりは自己主張は強いが。

侵入してから5秒後くらいに目の中央に強く押されているような感覚を覚える。しばらくすると抑えられているのは目なのに何故か呼吸が苦しくなる、足が自由を求めてピンピンと動き始める。ライトな拷問というのを体感したような気がした。痛みがあったらヤバかったと思う。体感30分くらいだが実質2分の苦しみを終え、器具が眼球から去っていく。

これを2セット。

 

いやぁきつかったね、手術が終わった後は一時間くらい目に違和感がありましたが、院内で安静にして手持ち無沙汰だったからだと思います。

 

帰宅時は初診と同じく目の前が見辛いですが、気が付いたら見えるようになってます。

 

手術後一週間は、保護メガネ着用の上点眼を行いました。風呂は保護メガネ+シャンプーハットで乗り切っていました。湯舟は浸からない方が良いらしいです。

 

保護メガネを外す頃には目の違和感は無いに等しく、裸眼なのに視界がクリアすぎて最強になります。現在の視力は両目とも2.0。

 

手術直後は何度か定期検診がありますが、大体30分くらいで終わります。

 

一か月もする頃にはメガネをしなくなったことへの違和感もなくなり、ICL後の目は日常と一体化しています。

 

眩しい光源を見るとそれを中心にワッカのようなものが出る(濡れた状態で光源を見ると似たような体験ができます)以外見え方に問題はないです。

 

手術後の感想は裸眼で過ごせるようになったサイコー!となります。

 

雨の日でも問題なく活動できるし、激しく動いても問題ないし、双眼鏡で推しを眺められると良いことばかりです。

 

手術を受ける前は全然情報もないし周りの認知度も0だった為不安は正直ありましたが、結果として費用に見合った効果は得られています。

 

視力矯正の選択肢としてICLがもっと広まると良いよな。

 

 

 

カイプラのミラージュ機を買ったお話

タイトル通り。YF-29のマックス機がカッコ良すぎて予約したかったけど予約戦争に敗北した翌日ちょうどカイプラのミラージュ機が発売日だったので何とか店頭確保に成功したお話。

 

最初はアキヨドで確保する予定で開店時間9時半の10分前(舐めすぎ)に凸、何故か店が開いてる(意味不明)し、整理券配布は終わっていた(絶望)。DX超合金買ったことがないが、争奪戦が激しいと言っても開店凸なら問題ないだろと思っていたの完全に舐めてるとしか言いようがなかったらしい。

 

その後はラジ館のあみあみでワンチャンないかな〜と思いながら30分待つが、予約のみということで完全に終了した。適当に上の階に行くと人がいない、10機だけ入荷しているエックスがあり無事に番号1で確保に成功。

 

前準備なしでこんなに確保がしんどいとは思わなかった、気分はコミケ壁サー3つ目くらいの完売戦争に参戦している時のそれだった。カイプラは正直買う予定がなく悔しさの反動で買ったようなものだったが、いざ手にしてみるとミラージュ機カッコよくないか………?自分は赤色がそんな好きではないのでハヤテ機の方が色合い的には好みだったが、実際見てみると赤のラインがとてもいい色をしているし、ハヤテ機と違い頭部のアンテナは2本でどう考えてもこっちの方がカッコいい。

 

ファイター

 

 

ガウォーク

 

ガウォーク→バトロイドの変形工程

 

バトロイド

 

一通り変形させて楽しんだ感想としては、想像の二万倍カッコいい……、そして変形機構が本当に良くできている。バンダイが長年培った玩具屋としての技術力の高さが窺える商品だった。変形させる難易度は恐らくかなり簡単な方じゃないかと思う、パーツの細部はともかく工程が非常に単純だった為だ。試しにまあ難しいだろう(案の定イカれてると評判)ドラケンⅢの変形見たけどマジで意味分からなかった。

 

自分みたいにロボ系が好きな人間だとガサゴソ弄ってるだけで1日が潰れると思われる程度には、ポーシングの自由度や可動域が非常に豊富であった。惜しむ点としては台の角度が固定なこと、ガンポッドが重いので持たせると腕が垂れがちなことくらい。小学生の頃買ったMS in Actionのゲルググで遊び倒したことを思い出して非常に楽しく懐かしい気分になった。三つ子の魂、いや呪いは100まで続きそうだ。

 

今回のミラージュ機で遊び倒して、9月発売のYF-29マックス機も何とか店頭に特攻して確保したいと思った。マジでカッコよくないかマックス機……。それとは別に、個人的にはSV-303を超合金化して欲しいマジで、性癖に刺さりすぎているので手元にアレが来たらと考えるだけで動悸が止まらない。待ってます。

 

ありがとうワルキューレライブ2022

2021年は何か書こうと思っていたものの結局何も書いていなかったらしい、時間が経つのは早い。

 

というわけで先日、幕張メッセ開催のワルキューレリボーンに両日参加してきた。

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一日目はギター側花道の根本最前ブロックという、まあそれは大当たりの席を引くことができた(M魂先行)。実際発券した際は微妙なアルファベットだな…とか思っていたが杞憂に終わってよかった。

 

パフォーマンスは圧巻の一言、自分の貧相な語彙力では言い表すことが出来ない。

 

自分は映画の方を複数回拝見させていただいたこと(映画先行応募は全部外れた)、今回は映画をコンセプトとしているという情報もありセトリの順番なども大方想像が付いていた。が、一曲目で実際に生のイントロが聞こえてくると震えざるを得なかった。

 

残念ながら近くに置いてあったスピーカーの種類や配置といったものの噛みあいがよろしくなかったのか、バンドサウンドに対してボーカルが聞こえづらく音割れに近い状態になっていた。それでも、開幕グロダを始めとして突き破るようなボーカルの力強さを至近距離で浴びることが出来て本当に良かった。

 

あの難易度の曲をCD音源超えとしか言えないレベルで披露してくるのは本当に恐ろしいことだと思う。実際帰りにCD音源を聞くと物足りなすぎて同じ曲とは思えなかった。

 

自分は2019年の幕張デレ7thで初めて生のライブ現場という物を体験したため、他の参戦者と比べて恐らく場数が少なくライブでの生きた体験(BDとかでは絶対に体験しえないもの)があまりない。現場で参戦したのはデレ7th幕張、マクロスFギャラクシーライブ、デレ幕張10th、デレベルド10thくらいしかない。その内発声アリの物に至っては一つしかない。

 

突然何が言いたいのかと思うが、発声アリの時代と比べて今は演者と観客との一体感が少なくなっているように感じられるのだ、どちらかといえばミュージカルに近いものになっていると感じる。BD見てるだけでも少なくとも自分はそう感じる。前置きが長いが、自分は演者に現地で煽られたことがなかった。過去BDを見る限りだとコールを煽っている様子もよく見られる、「俺もあれやりたい!!!」いや本当に声出し早く解禁して欲しい。

 

で、ようやく今回のライブの話に戻ってくるが、自分は一日目の席は花道の真横大当たり席だった。演者の煽り、残念ながら声出しはできなかったけど体験できて本当に嬉しかったし楽しかった。花道を走って観客を煽るという姿が自分の目で見れて本当に良かった。無限大ドライブの時、フレイアが元気よく走って煽ってきた時の興奮はもう忘れることが出来ない。マスク下すごい満面の笑みになってたと思う。最高に楽しかった。ジャンプ禁止だと思ってたのでバネみたいな動きになってたけど大満足。声出しアリになったらまた神席引きたい。

 

他にも色々あるが、やはり個人的に最高の箇所はフレイアソロの「愛してる」だと思う。一日目はスピーカーのせいで余り声が聞こえなかった上、上昇するリフトの背中しか見えなかったし、位置がここに限り最悪なバランスになったせいでラスサビで飛び出す銀テが虚空に飛び出しているように見えて少々困惑してしまった為、100%堪能できなかったのが非常に残念だ。それでも走馬灯みたいな映像で自分の思い出も刺激されたうえ、ラストで声が詰まった所は一気に涙腺が刺激されてしまった。二日目はかなり後方だったが、フレイアが移動する花道の斜め前だったため全て見ることができた(双眼鏡ありだけど)。一日目に困惑した銀テの演出も角度が変わると非常に映えるもので、印象がガラリと変わった。何よりラスサビも笑顔で歌っているのがよく見えたので、色々な感情が溢れてきて双眼鏡のレンズが曇った。一人で鑑賞してたらみっともなく嗚咽してたと思う。「愛してる」非常に良い曲で大好きなのだが、もう聴けないよこんなんってなってしまっている。

 

もうとにかく全部よかった。間違いなく生涯で一番楽しいライブだった(サンプルが少ない…?)。今は二日目の翌日で月曜なのだが有給を取っている。先週のデレのライブ後はそのまま出勤した(ライブはとても良かった)こともあり、適当に遊びに行くか~wくらいに思っていたが思ったよりも喪失感が大きく全く身動きを取れなかった。午前中に予約したデカミクを回収しに行ったが本当に出かけたのかよく分かっていない。映画初見の時も結構な喪失感があり、似たような状態になったが3日くらいで何とか立ち直っていたので今回もそんな感じになるのかもしれない。というわけでこの喪失感を何とか文章にしたかったのだが全くうまくいかなかったし、自分で何を書いているのかも分からない。でも、そんな文章を書けるのも感情がめちゃくちゃになっている今だけだと思うので、未来の自分が見返したときにキモすぎて頭を抱えるのと同時に、この時のことを思い出してくれると良いなと思う。

 

マクロスΔの物語は劇場版で綺麗にまとまったと思う(余りにも辛いのでなかったことにしたいが)し、パンフの東山さんインタビューで今までお疲れ様でしたという旨のお話をされたという事が書いてあり、今後ワルキューレが今回のように新曲を引っ提げてデカい会場で最高のライブをするという未来は訪れないのかもしれない。そして、新曲は無しにしても、次のライブがあるかどうかも分からない。それでも、もし次回があるならその時まで待ち続けるし応援し続けるつもりだ、一恋もルンピカもなしに終わるとは思いたくないし。今回のライブに関わってくださっていた全てのスタッフとワルキューレメンバーの方々に最大限の感謝をささげます、最高のライブを本当にありがとうございました。

 

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ルン花で真横でリボンが飛んだので回収できたよ