雑記保管所

後から見直す用、たぶんすぐに飽きる

ICLを受けて一年ほど経ったので所感とか

去年の5月くらいにICLを受けました。もう忘れつつあるので思い出しつつ書いていきます、目の手術なんて人生に何度も受けるものじゃないので。

 

感想もレーシックと比べると全くと言っていいほど見かけないので、この駄文がICLを検討してるよって人の助けになればいいと思います、突然の良い人ムーブ。

 

そもそもICLって何?

eyeclinic-tokyo.jp

適当なことを書いて怖い人に〇されるのも嫌なので自分が手術を受けたクリニックが執筆した概要を置いておきます。大変分かりやすくまとまっているので一読するだけでもICLについて自分より詳しくなれると思います。

 

目の中に特殊なコンタクトレンズを入れる事と、レーシックが不可逆的な手術なのに対してICLは可逆的だがお値段がタカァイ…って事だけ踏まえてれば問題ないかと。

 

値段は詳しく書ければよかったんですが、カードの履歴が一年前までしか戻れなかったので大体50万くらいだったと思います。

 

手術の流れは上のリンク先と全く同じ。

 

初診の眼底検査に使う目薬の効果が結構強く、診察終了後3時間くらいは手元を見るのにメガネを外す必要があります。マジで全く見えないです、小学校で老眼の体験メガネを付けたときみたいになる。

 

二度目の診察時には視力検査をして発注するレンズを決めるのですが、ここで乱視だと中々しんどいです。乱視というだけで片目辺り5万増えます。自分はどっちもギリギリ耐えてるくらいだったので、あっぶねと思いながら結果を聞いてました。検査時の視力は右目が0.05、左目が0.04。

 

この辺はあやふやなんですが、二度目の診察時に手術の日程も決めました。クリニック側の日程がギッチリ埋まってたので初診の3か月後くらいを目途に予定を立てるといいと思います。自分は3月に初診で5月に手術だったので。

 

手術当日は初診時にも使用した疑似老眼薬を刺して一時間ほど待機したのち、薄緑色のモックを着て別室に連れていかれます。多分手術の瞬間の体験を聞きたいって人も多いと思うので出来る限り詳細に書いていこうと思います。

 

手術室に入るとまず仰向けに寝かされて緩く固定される。確か助手みたいな人に軽く腕を抑えられる感じ。

目に局所麻酔を打たれる、コロナの予防接種よりは痛くない程度で大したことないレベル。

3分ほど待機の後、いよいよ目にレンズを入れる手術が始まる。歯医者で使う顔当ての目出し版みたいな奴を顔に付けられ、ドクターが注射針に近い形状をした器具をゆっくりと眼球に近づけてくる。10分後には最強だからなまあチョロいだろガハハみたいな事を考えて平静を保っていました。

器具が眼球内に侵入した時の感覚は水が目に入った時とあんまり変わらない、何か入ってきたという異物感を感じるくらいです。流石に水よりは自己主張は強いが。

侵入してから5秒後くらいに目の中央に強く押されているような感覚を覚える。しばらくすると抑えられているのは目なのに何故か呼吸が苦しくなる、足が自由を求めてピンピンと動き始める。ライトな拷問というのを体感したような気がした。痛みがあったらヤバかったと思う。体感30分くらいだが実質2分の苦しみを終え、器具が眼球から去っていく。

これを2セット。

 

いやぁきつかったね、手術が終わった後は一時間くらい目に違和感がありましたが、院内で安静にして手持ち無沙汰だったからだと思います。

 

帰宅時は初診と同じく目の前が見辛いですが、気が付いたら見えるようになってます。

 

手術後一週間は、保護メガネ着用の上点眼を行いました。風呂は保護メガネ+シャンプーハットで乗り切っていました。湯舟は浸からない方が良いらしいです。

 

保護メガネを外す頃には目の違和感は無いに等しく、裸眼なのに視界がクリアすぎて最強になります。現在の視力は両目とも2.0。

 

手術直後は何度か定期検診がありますが、大体30分くらいで終わります。

 

一か月もする頃にはメガネをしなくなったことへの違和感もなくなり、ICL後の目は日常と一体化しています。

 

眩しい光源を見るとそれを中心にワッカのようなものが出る(濡れた状態で光源を見ると似たような体験ができます)以外見え方に問題はないです。

 

手術後の感想は裸眼で過ごせるようになったサイコー!となります。

 

雨の日でも問題なく活動できるし、激しく動いても問題ないし、双眼鏡で推しを眺められると良いことばかりです。

 

手術を受ける前は全然情報もないし周りの認知度も0だった為不安は正直ありましたが、結果として費用に見合った効果は得られています。

 

視力矯正の選択肢としてICLがもっと広まると良いよな。