雑記保管所

後から見直す用、たぶんすぐに飽きる

Comical Popsの感想他

 先日行われたデレマスライブ幕張公演二日目に行った所、柄にもなくエモーショナルな気分になったので余韻が残っている内に言語化して記録しておこうと思う。

 

 文章を書くという行為が非常に久しぶりであり、そもそも文章を書くことが得意だった覚えもないので見るに堪えない内容になるかもしれない。また、見ようによっては一部の人々が不快に感じる内容が含まれているかもしれないが、私はこの文章を綴るうえで他の物、人を貶す意図は一切持っていないことを最初に断っておく。

 

 

 

 

 目次

 

 

 

 

 

 なぜライブに行こうと思ったのか

 

 そもそも私がなぜ今回のライブに行こうという気になったのか、であるがそこに深い思慮はなくデレマス内で最も推しているアイドルであるところの喜多見柚が歌唱メンバーに含まれている楽曲のCDを買ったら応募券がついていたので折角だし応募しようくらいの軽いものであった。

 

 私はあまりバイトをしない金欠学生のため、予想の倍以上の金額のチケットを見て、応募する際に非常に迷った記憶がある。正直に申し上げると、金が厳しいので抽選漏れしていてくれとさえ思った。友人と談笑をする際にも「楽しみだ~」と言いつつも、なぜ応募をしてしまったのかと内心では微かな葛藤がモヤモヤと介在していたのは恐らく誰も知りえなかった事だろうと思う。しかし、人生は自身の観測時点での視点から見て上手くいくことは中々なく、その例に漏れず私は無事にチケットをご用意していただいたというわけである。現地に来る事のできたPたちの中でチケットを用意されて嬉しくなかったという方は恐らく居なかっただろうと思う。当日までこのある種の後ろめたさは続くことになった。

 

  こんなことを言うと不運にも椅子取りをすることができなかったP諸兄は憤りの念を露わにすることだろうと思われるが、当時の感情から変化していなければこんな拙い記事を綴ることはないので寛容な心でお見逃しのほどをお願いしたい。

 

 

 

 

 

私がなぜこのコンテンツに関わることになったのか

 

 そもそも何故私がこのコンテンツに興味を持ったのかという事であるが、去年の11月頃公務員試験など人生における重要な岐路において全て敗北を喫したのが大きな要因であると考えている。鬱には微塵もならなかったが、どうにもならない空白感を抱えた私は何か気の紛れるものを探していたのだと思う。

 

 某ファミレス店で友人にデレステMV(多分trinity fieldだった)を見せられながら布教的な事をされたのだが、これで暇を潰すかと安直に考えた私はその場でアイドルの一覧を眺め、一番ピンと来た柚を推すことになった。また仮に私が公務員試験に合格していたとしたら、その際の布教で始めることはなかったと断言することができる。人生の巡り合わせは本当によくわからない。

 

 そんな経緯でデレステを始めた私だが、幸運にもプレイ時間30分ほどで柚のNを迎えることができた。コミュなどを見ていく中で柚に言語化できない奇妙なシンパシーを覚えることがあり何とも言えない気持ちになったのを覚えている。キャラクターに人間性を見出してしまったのかもしれない。また、始めてすぐに丁度sunshine see mayのイベントが始まった。曲がとても好みの物であったこともあり非常に劣悪なスコア環境の中10000位内に入るまで周回していた。イベント期間中には後続への救済措置なのかプラチナスカウトチケットが購入可能であり、当時多少金があったことが追い風となり、絶対しないと思っていた「ソシャゲへの課金」を始めて1カ月で解禁してしまった。これにより、良く言えばハマり、悪く言えば抜け出せない底なし沼へ引きずり込まれることになった。

 

 

 

 

 

私のライブに対する個人的な考え、精神性など

 

 パッと見て何のことか分からないかもしれないが、上述の葛藤を招いた一番の要因がコレであると考えているので敢えて綴らせていただく。形として残しておき、後で見返した時未来の自分との答え合わせをすることができるとベストだと考えている。

 

 まず私がライブという行為そのものについて考えていた事から書いていこうと思う。私はライブに対して、普段CDや配信サイトで聞いている音源を生で体験する、つまり音楽その物のみを求めに行くものであると考えていた。普段耳にしている音源は上品に纏まっているが、感情を揺さぶるある種の暴力性といった物が生に比べて不足するものだと思っている。その暴力性を求めて私は葛藤を抱えつつも申し込みを行ってしまったのだと思っている。以前ライブビューイングの方は2回ほどご同行させていただいた事があるが、当時は曲も余り知らなかったこともあり最大限楽しむことができなかった感が否めない。もしかしたら無意識の未練を引き摺っていたのかもしれない。また、音楽のライブでは観客が皆光る棒を振っているが、実は私はあの棒を振るのが理解できなかったし正直嫌いだった。理由は項目の冒頭部分に集約されていると思う。ちなみに私は棒を振るのがド下手くそのようです。

 

 そして、私の精神性というライブに限らず様々な場面で悩みの種になっている問題である。私は大学1年生の9月末から自分の精神の特徴に関していつか何処かでアウトプットしようと思っていた。ものぐさな性格が災いし数年放置してきたが、本当にとても良い機会だと思うので文章化していこうと思う。

 

 私は詳しい知識を持ち合わせていないので精神は感情と同一のものだと考えている、従って言葉の響きが良い方を文によって使い分けるが深い意味はない。まず私は感情の起伏が薄く非常にフラットであるとここ数年実感を持って感じるようになった。外部からの精神的刺激を受けないというわけではなく、刺激に対する反応が鈍いのだと思う。基準値を100として普通の人が20~180の間で動くとすると、私は90~110の間でしか感情が動かない。感情自体は湧くのだが何故かそれが客観的な物に見えてしまい薄れてしまうのである。今は珍しく普通の作用をしているので貴重な時間を体験できたと心から思う。

 

 例えば何かを楽しんでいる時に、本当にコレを楽しいと思っているのか?という二律背反な思いが同時に湧いてくる事があると思うが、私はこれが常に起こっている。他の人にこのような話をしたことがないので私だけではないかもしれないが、占める割合は確実に大きいと思っている。これの一番の問題点として、自分を常に自分自身が否定してくるので確実に答えが決まっている高校数学のような物以外に自信を持てなくなるということがある。そのため、感想を言い合うといった事が私は非常に苦手で、そういった場では明確な事実について語ることしかできなくなる。アレを見てこう思ったではなく、アレはここが優れているといった形になる。逆にこれの良い点としては、感情に左右されることがないので大体何が起きても冷静でいられるという点であると思う。しかし、ライブは残念ながら100%感情を開放する場所であり、レギュレーションも人間として最低限の知能と良識を持っていれば守れるものであり、意図的に破ろうと思わない限り守ることができると思っている。ライブという場において私の性質はマイナスにしか働かない。

 

 仮にこれが人間の普通だとしてその事実を知ることがあれば、この箇所は闇に葬り去りたいと思う。

 

 

 

 

 

ライブ前日~当日直前までの日記もどき

 

 前日(幕張1日目)であるが、友人とカラオケに行って気持ち良くなっていた。その後その友人はライビュが始まるまで1時間を切った所で発作のように空いていたチケットを取り雨の中映画館に駆けていった。そんな彼を眺めながら私は全力で楽しむという姿勢を非常に羨ましく思った。そのままポテトとウインナーを食って吐きそうになった。量が多い。

 

 外に出るとかなり雨が降っていた、小説では自身の気持ちを反映したかのような空模様とでも言うのだろうが早く帰りたい一念しかなかった。夏場の雨は最低だし外に出ているときは本当に勘弁して欲しい。

 

 帰宅後はいつも通りに過ごしていたが、Twitterを眺めているとライブ終わりのツイートがRTやふぁぼによって流れてくるようになり「楽しい」の密度が上がっているように思われた。その密度が高くなるにつれ、嫉妬か羨望によるものかは分からないが鳩尾付近に黒い感情がたまっていくのを感じた。セトリなどのネタバレを流されては敵わんという理由もあったが、自分から目を背けたくて半ばふて寝に近い形で前日を終えた。

 

 当日は多分気圧が下がっていたのもあり、微妙に頭が重かった。あまり気分が上がらないまま会場まで行きフラワースタンドやサインなどその他諸々を見て回り、時間までサイゼでウダウダしていた。

 

 ホールに向かう途中は帰宅リーマンとPとウルトラソウル軍団が混ざり合い中々の混雑具合をしていた。

 

 いざホールに入ると思ったより小さかったが、Z軸方向に長くセンターステージは豆粒のようにしか見えなかった。後方ブロックではあったが、右端の席だったので脇のステージの様子はよく見ることができた。席に着いた後は不思議とワクワクしてきたが不安な気持ちも共存していた。その後は時間まで棒の動作を確認しながら待機していた。

 

 

  

 

 

ライブの流れを思い出しつつの回想

 

 始まりは恒例の協賛企業紹介、BGMが流れてくるといよいよ始まるなと気分が乗っていくのを感じた。出だしのvast world、comic cosmicはライビュで見るのとは全く違った棒振りの迫力に押されて余り内容が頭に入ってこなかった、棒の動きをひたすら眺めてしまった。これは反省すべき点だと感じた。後のリベンジ上映の際はじっくりとパフォーマンスの方を眺めていきたいと思う。

 

 その後MCトークを挟み数曲の後、柚と千枝による寸劇が入った。これ以外にも寸劇が何個か挟まっていたが、テンポ良く内容も面白かったためは私はとても良かったと感じている。結局ウサミン星人にはお呼び出しを食らったのでしょうか?

 

 実を言うと、O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!まであまり記憶がない。ついでにその後もエモいのが固まったせいで記憶が飛び飛びになってしまった。リベンジの際にじっくり確認しようと思う。こちらの曲は私もリリースされてから何回も聴いているが、初公演(二日目だけど)でキッチリと仕上げてくるのは非常に素晴らしいと思った。Pのコールも概ね訓練されており、さすがの熟練度を感じた。続けての小さな恋の密室事件だが、こちらは歌唱メンバーが意外であったこと、そしてバックダンサーのマントの閃きが印象に残っている。また、棒の色が途中で赤一色になるのも納得がいって面白いものだったと思う(慌てて青を赤に変えた)。照明の方もあまりよく見えなかったが霊らしきものを描写していて、こういう演出はライブでなければ見ることができないな、とテンションが上がった。ちなみに、小さな恋の密室事件のフルを初めて聞いた。

 

 その後寸劇を挟み、感動しんみりパートへ。谷の底で咲く花は、一日目には歌われていなかったそうで初めての披露だったらしい。終盤は感激からか声が詰まっている部分が見られたが、逆にプレッシャーが一番かかるであろう初めての披露という今回以外では見られないのではないかとしみじみ感じた次第であった。詳しくないので分からないが、恒常SSR1枚目の絵に合わせてステージ上でしゃがみこむパフォーマンスはとても良かったのではないかと思う。その後も一部Pが憤死しそうな曲を挟みつつ、寸劇へ。

 

 この寸劇が悪いわけでは決してないがブレイクタイムで余計なことを考えてしまった。感動しんみりパートは悪くなかった、寧ろよかったと思う。しかし、この合間に「Comical Popsだよな?」という無粋な思いが突如首を擡げてきた。余りにも無粋すぎて周りに申し訳ない思いになった。もちろん口に出して言ったわけではないが、あの環境では考えていることが伝播していくような気がしてその後をぼんやり過ごしてしまった。気が付いたらMCパートになっていたし、そこでは次が最終タームであるという旨を告知していた。限られた貴重な時間を無為にしてしまったこと、うっすらと耳に挟んでいた1日目の柚がいい感じであったというセトリの情報があり出番がないのではないかと漠然とした脱力感に包まれていた。このまま本当に終わってしまうのか、あの曲はまだなのかといった思いが強まっていった。 その状態のまま「次はこの曲です」のアナウンスが場内に響くのを聞いていた。

 

 イントロの一音目が聞こえた瞬間立ち上がって吼えていた、棒の色は興奮のあまりオレンジに止まるまでに無駄に三周位した。曲はTAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!、この公演の中で一番聞きたいと思っていたと言っても過言ではない曲、幕張に来る直接の要因となった曲。単純な話だが多少下がったうえで最高のモノを与えられたせいで、感情のメーターがプラス方面に振り切ってしまい、先ほどの葛藤は微塵も無くなってしまった。しかもこの曲ではいつもは脇の方にいる柚がセンターを初めて担当していた。非常に残念なことにセンターステージを見るのは私の貧弱な視力では叶わなかったが、モニターでその事実を確認すると純粋に高まっていた感情に加え、エモいとしか形容できないものが湧き上がってきた。曲中は完全に周りの事など気にせず(変な意味ではない)全力で叫んでいたし、肩と腕が痛くなるくらいに棒を全力で振っていた。俺は生きているぞ、俺はここいるぞといったような自身の存在を誇示したかったのかもしれない。完全に縄張りを主張して存在を誇示する獣と化していた。人間は理性のある生き物と言うが、絶対に嘘である。最高に楽しかった。エモかった。この曲ならこのように盛り上がるだろうという想定とはまるで違う盛り上がり方をしたが、心地良かった。誇張抜きで想定の数億倍良かった。これを聞くためだけにこの公演に来たのかもしれないとさえ思うくらいだった。

 

 その後もパッションな曲が続き、私もタカマリで高まったまま全力で曲目を満喫していた。そしてこのパートの最後を締めたのが無重力シャトルだった。私がこの公演で聞きたいと期待していた曲の中ではTAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!、True Colorsと並んでいた曲であった。直前がLOVE&PEACHであったので、ゆず枠はこれかー夏だしなーと思っていたところを微妙に不意打ち気味に叩かれたので、これもまたイントロで全力で咆哮をあげてしまった。咆哮というよりは最早悲鳴に近かったかもしれない。無重力シャトルは他の曲と比べて短めなので、最後のイエーイが終わった後に「ここにあった無重力シャトルは!?」状態になった。一先ずの締めであったのも原因かもしれない。ちなみに、無重力シャトルはCD至上主義の私が待ちきれずにmoraの方で購入した初めての楽曲であった。余りにも好きすぎて我慢できなかったのである。それ以降音源をmora等で購入することに抵抗がなくなったので罪深い楽曲だ。

 

 無重力シャトルが終わり崩れ落ちるように着席すると、MCパートを挟み比較的なじみの深いM@GIC☆で講演の締めとなった。アニメの方の曲は「ハーイハーイハイハイハイハイ」や「ウォーハイッウォーハイッ」のような掛け声が多く一体感を得られやすいように感じた。やはり普段からやりなれているのであろうか?疎いので把握できていないがM@GIC☆は恐らく3色振るのだろうが、タカマリから最早UOと化した変色の意思を感じられないオレンジ色の棒を三本振っていた。

 

 M@GIC☆が終わると、キャストの皆様が一旦退場し恒例のアンコールコールへ。正直私はライブ途中まではアンコールコールをしないと思っていた。多分緑の棒をフリフリするくらいだろうと。アンコールは予定調和最初からやる前提、他の観客は何も言わずとも勝手にアンコールを連呼するだろうから。しかし、そんなことはどうでも良かった。アンコールが欲しいから求めた、退場から業務連絡までアンコールを連呼していた。欲しいものを求めるのは当然のことだった。おかげで喉がガラガラになった。

 

 業務連絡後は待ち望んでいたTrue Colorsがアンコールとして歌われた。この曲は登場して数日しか経っていないが、非常に好きなタイプの曲であった。もうイントロを聞くだけでダメかもしれない。あの場でこの楽曲が歌われたという事実だけでエモくて何も考えられなくなった。終わった後に虹の色を揃えるのを忘れたことに気付いたがどうでもよくなった。どうでもよくないのかもしれないが、気にしている余裕などなかった。タカマリから直前までの感動はテンションとエモさを併せ持ったタイプの物であったが、コレはエモさ全振りタイプの感動であった。

 

 エモさを引き摺ったままキャストのご挨拶だったが、贔屓目を抜いて柚役の武田さんのコメントが感動的な物過ぎて他の方のが吹っ飛んでしまった。武田さんの直前にご挨拶をされた神谷さんが「もう一年がたった」という旨のお話をされていたのだが、私も一年前の丁度人生がダメになっている時期のことを思い返しつつ、一年を通じた哀しみと郷愁を感じていた。その直後に武田さんが柚を演じるに当たって直面する思いをあの場で吐露されていた。自身の演じるキャラクターに対して分からない所があるという一歩間違えば叩かれない正直なコメント、そしてそれを踏まえた上でライブステージでは100%を出し切れていると、涙で言葉を詰まらせながらも力強く言い切ったのは彼女の芯の強さを感じたし、それだけ真剣に役と向き合っているという事実を改めて感じられた。挨拶後はもう口がわなわなしてありがとうと何度も叫ばずにはいられなかった。正直、普段の調子を見ているとまさかこんな感動的な挨拶が飛び出してくるとは思っていなかった。私は柚を演じる武田さん自身が一番真剣に向き合っているという当たり前の事実が嬉しかった。他にも柚は属性はPaであるが、Cuな面とCoな面も併せ持っているという話をされていた。歴の浅い私が言うのも何であるが、彼女は外面の明るさ以上の事に関して踏み込んで知っていくのが難しいキャラクターであると考えている。何なら私は柚の素はCoなんじゃないかと思っているくらいだ。例えば趣味に関しても部活だからという理由であり、中々捉えどころが難しいと思う。そんな中で苦労しながら誰よりも真剣に、そして密接に柚に対して向き合う武田さんに対してもう一度無限の敬意と感謝を贈りたい。武田さんが柚に真剣に向き合う限り、まだ見れていない新たな一面が見れると私は信じている。また、私以外にも似たような状態で叫んでいる人が何人もいたので、柚と武田さんは皆に愛されるキャラと人物なのだと感じられて非常に嬉しかった。

 

 挨拶の後はおねシンで締め、挨拶の感動が強すぎて何も覚えていない。見間違いじゃなければ、席から見て右ステージの手前で武田さんが手を振っていたのでオレンジの棒と化したものを全力で振っていた。なんか肩が痛くなっていたしアンコールも終わってしまっていたので本当の終わりという事実だけが寂寥感と共に押し寄せてきた。後半だけで完全に喉が枯れてしまった。帰り道もあり得ない程混雑していたが余韻に浸ってぼんやりしていたので混雑の影響を全く感じなかった。来る前は色々葛藤があったが、終わってみると最高以外の言葉はいらないし、口を開くのすら惜しいほど余韻を噛みしめていた。来てよかった。

 

 

 

 

 

ライブ前後の感情の変化

 

 まずライブその物に関しての意見は大きく変わった。行く前ではどちらかと言えば受動的なものであると思っていたが、終わってみるとそんなことはなかったと感じる。TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!の途中でアがって俺は生きているぞという感覚になったが、あの感覚が文字通りの「LIVE」という意味なのかもしれないと思った。書いていてよくわからないが。また、光る棒を振るという行為だが好きではなかったがやってみると非常に楽しい。一瞬で好きになってしまった。そして、棒を振るのもライブの一部になっていると切り替わる色の海に呑まれながら感じることができた。ライブは観客も参加しなければ完成しないんだなぁと。以前の私に説明しても恐らく怪訝な顔をされるだろうと思う。

 

 また、始めた際にピンと来たという理由だけで掘り下げもせずに推し始めた柚であるが、結果としてベストな選択であったと今なら自信をもって思える。これからも見たことのない一面を見せてくれることを信じながら、すっかり長くなった駄文を締めくくりたいと思う。